なんちゃって百人一首への思い
百敷や 昭和平成 終わりゆく 懐かしくあり 寂しさもあり 最後の句に 終わりゆく平成を詠むこととなりました 明治生まれの義父 大正生まれの義母 そして 昭和生まれの私達夫婦と娘と息子 平成生まれの孫たち それぞれの時代は 突然にやって来た年号 しかしな…
人もおし 人を恨むは 人生か たった百年 たった百年 今や100年生きると メディアも政府も言うようになった 私は40歳代のころ 70才80才になっても出来る仕事は何だろう と考えとことがあった 運動会(体育祭)が近づいてくると 熱を出す私である 走…
風そよぐ 穏やかな日は 過ぎ去って 地球規模での 破壊がすすむ 猛暑・酷暑・雷雨・竜巻 次々襲ってくる台風 それに伴う避難勧告・避難指示 置き土産(?)のフェーン現象で40℃超え そして気温の乱高下 2011年の東日本大地震から 何かおかしいぞと思う…
来ぬ人を 待ち続けても いつ来るか わからないから 生きていられる 来ぬ人 考えれば考える程 深い意味が含まれています 義兄夫婦の子が33歳で先立った時 いわゆる逆縁での夫婦の姿には 声を掛けられない雰囲気が漂います 私の弟が55才で突然死をした時も…
花さそふ 嵐の如き 思春期に タジタジとなる 子供も親も 私の思春期はいつ頃だったろう 55~6年前 花を散らす様に吹き荒れていたのか? 忘却の彼方に行っているが・・・・ 母親に対しての内緒ごとが増え 友達と多くを語るようになった頃 母親はしつこく聞…
おほけなく この歳だから 言える事 たくさん書いて 生きて行こうか おほけなく(身の程をわきまえない、恐れ多いことだが) この歳(70才)になり 見える事、見えた事などを書いて行こうと思う 辛いこと 辛かったこと 嫌なこと 嫌だったこと 情けないこと 情…
みよし野の 花の命と はかなさは 名もなき人と 同じ風情か 今や空き家問題が多発している その空き家の庭に 褒められもしないステキな花が ひっそり咲いていたりする 人は褒められて伸びる・・・というが 褒められもしないが 凛と咲いている花を見ると 名も…
世の中は あっという間が 人生さ やり切ったよと 言い切れるかな 70年はすご~く長いと思っていました みなさん異口同音に言っていますね トキメキがなくなると 更なる時間の加速が加わり あっ―という間に1年が過ぎ2年が過ぎ・・・・ となる 平成の時代…
わが袖は すり合わせては 縁にする 言葉にせずに 寄り添うのみに 袖振り合うも多生の縁 袖すり合うも多生の縁 この言葉好きですね~ 一生の間に出会える人は 無限の中のほんの一握り 一期一会も同じですが 人との出会いは大事になってきますね~ この前スー…
きりぎりす 比較されるは アリさんと どちらを選ぶ それが問題 私の母は 一億貯める…いや蓄めるかな・・・ を夢見ていた リュウマチの痛みからの開放がある パチンコ通いは日常茶飯事 けっこう儲けていた・・・と本人曰く いろいろな経済誌などで勉強し あれ…
見せばやな ありえないわね 今どきは 女は泣かず 男は泣くよ 今まで何回か 女性は泣かずに男性は泣く と書いてきた 女性の男性化?男性の女性化? 地球温暖化もあいまって 環境ホルモン(内分泌攪乱物質)の 仕業ではないかと思ってしまいます 先ごろ 大気汚…
玉の緒よ 今さらながら いとおしむ その時までは 一期一会に 言い古されている言葉ではあるが 「死ねば宇宙の塵芥(ちりあくた)」なる本が 曽野綾子・近藤誠著で出されている シニア世代が雪崩を打って 高齢化へ進む中での手引書となるか・・・・ そして ‘…
難波江の 地名と共に 母想う 受け継いだのは その強さかな 実母との確執が終了した時 私は64才 母は85才 終わってしまえば長いような短いような 常に反面教師が頭にあった 毒親なるワードが世間に出てきたのはいつ頃だろうか 私が初めて知ったのは相談者…
村雨の 有限無限 入り混じる この世の中を 笑顔で過ごす 秋のにわか雨のような村雨は 今は何処へ行ってしまったのだろう 昔はこんな事はなかったよね~ なんて吞気なことは言っていられない 西日本豪雨のように いったん雨が降ると台風でもないのに 一日に10…
嘆けとて ホウレイ線は 消えないわ 笑いジワだけ 増やすとするか 今年こそさよならしたい! 3日でほうれい線を無かったことにする方法 ほうれい線・・・とグーグルで検索すると 上のような言葉が上位に出て来る そして 次回の検索からスポンサーリンクに ほ…
夜もすがら 別れようかと 巡らせる 思いとどまる 子供の寝顔 若い時は 何度か別れようか・・・ と思いめぐらせた時があった 義父母・義理の弟・甥っ子との同居に 鬱積したものがあり 別居を…と頼んだ時もあったが・・・ 同居後すぐに義父が胃穿孔での入院 同…
永らえば 母の言葉を 思い出す 老いては子らが 従えと言う 老いを自覚するようになり 母が70歳代のころ(私は50歳代) 母とのいさかいの中での言葉 「老いては子らが従え」 が忘れられない 母は29歳で総入れ歯となり その時は関節リュウマチにもなってい…
世の中よ AIばかり 先を行く 人の心は 置き去りにされ 人工知能(AI)は 膨大なデータからいろいろなことを割り出していく いつかは人の心まで侵入してくるのか どんなに裏切られてもどこまでも信じるのは 人間だけの特権ではないだろうか あるドキュメ…
思ひわび さびの世界に 通じるや 年齢重ね 思い知るかな 茶の湯や禅などにみる精神性の豊かさと捉える 日本人独特の感性として 詫(わ)び寂(さ)びがあるが 今の断捨離やシンプルイズベストに 通じる気がする 家の中には物があふれているのでマヒしている 詫び…
ほととぎす 鳥草雑誌 それぞれに 由来があるや 知りえて不思議 「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」・・・家康 「鳴かぬなら殺してしまえ時鳥」・・・信長 「鳴かぬなら鳴かして見せよう時鳥」・・秀吉 三者三様の生き方を 後付けで詠んだものとして有名である…
ながからむ 男心の 特権か 今は女子が 三下り半を 末長く変わらない・・・ と神の前で仏の前で誓ったのは誰でしょう いつしかどんどん変わっていくのです その時は多分変わらない…と思ったのです 今や男性が女性へ 「僕を幸せにしてください」 という時代で…
秋風に 薪ストーブの 準備有り 一心不乱 夫汗だく そろそろやらなくちゃな~ と夫の重い腰が上がる この家のリフォームした時 大工さんの提案で薪ストーブをつけることにした 秩父家のように周りが山であれば 焚き木などには困らないが 山の中じゃではない我…
淡路島 和歌を詠むには 絵島あり 江島生島 浄瑠璃もあり なんちゃって・・・と 和歌さしき(?)ものを詠んでいる身としては 絵島(えじま)が 日本最初の国土として(神話の世界) 別名「おのころ島」としてパワースポットとしての存在や 或いは 平家物語の…
瀬をはやみ 3・11 思い出す 忘れちゃうのか 忘れちゃ駄目か 今は 雨が降るとシトシトではなく ゲリラ豪雨の場合が多くなった 想定外な事が起こると 大々的なニュースとなる ラジオを聞いていると想像だけですむが テレビであれば視覚に訴えてくるものが強…
わたの原 今は飛行機 すぐ行ける グアムハワイも 地球の裏も キミイおばあちゃん(義母)との 最初で最後の海外旅行がグアムでした パスポートを取る時 5年にするか10年にするか・・・ そしてパスポートの写真で 歯を出して笑ってしまい 取り直し 色々あ…
契りおきし そのような事 あったよね 昔々の 物語かな 固く約束おいたことも いつかは忘れさられる そのような事 あのような事 過ぎ去ってしまえば良い思い出となるか・・・・ 悪い思い出に取りつかれるか 良い思い出に浸るか 選択の自由はある 女性は特に …
うかりける 人を十倍 優しさで 返した方が 幸せになる 冷淡だったあの人 この人 つれなかったあの人 この人 今でも付き合いがあるのであれば ドラマなどのように十倍返しがよいのか いじわるされた経験のない人は多分いないと思うが その意地悪を自分はしな…
高砂の 雄松雌松で 相生の 相老いともいい 理想の姿 相生の松と高砂の浦(現在の兵庫県高砂市)の砂が 夫婦であるという伝説に基づいた 世阿弥の能があります そして謡(うたい)の部分には 夫婦愛・長寿の理想をあらわした歌詞として有名で 婚礼の席の祝儀に…
音に聞く 老化現象 やって来た あっちが痛い こっちが痛い 何処かが悪くなり お医者さんも病名がつかない時は 「老化現象ですね~」 と言われてしまう 近藤誠さんもしかり ≪ホンマでっか≫に出演の池田清彦さんの著書にも 10年以上健康診断はうけていないと…
夕されば 散り散りになる 子供らは 丸三角と 釘を残せり 夕方になると 今であれば市役所からのスピーカーで 「早く帰りましょー」と流れる 私の小さい頃は 誰かさんの親が迎えに来れば 合図のように一人一人と帰っていく チャンバラごっこ・泥棒警察ごっこ・…