スーパーやコンビニエンスストアへ行くと
毎回思うことがある
売れ切れないほどの食品と惣菜が
所狭しと並べてあることです
使いきれるものは
上手に回転させているのであろうが
廃棄処分品は
豚のえさなどになったりゴミとして処分と聞く
健康衛生上の問題らしい
いろいろな行事ごと
例えばクリマスのケーキや節分での恵方巻
どんどん捨てられていると聞く
それで思い出すのが
大腸がんで入院した際の食事での事である
手術後
二日目からは重湯かな~
と思っていたら
重湯は出ずにりんごジュースを飲んでくださいーー
となり
次の日から腸に優しい食事が出る
しかしである
今日は三分の二残してください
と言ってきて
食事が終わると看護師さんが見に来る
その二日後から三分の一残してください・・・
その何日かは嫌な気分がした
戦後のもののない時代に育った私にとって
わざわざ残すという罪悪感
最初から三分の一にしてくれれば・・・・
とは思った
作る側・盛り付け側からいえば
大変さは分かる
物がいっぱいある生活の中では
マヒしてしまう感覚かも知れない