佐藤愛子著 90歳。何がめでたい
を読んだ
この著者の生きてきた
そのままに表現されていて
ある意味痛快である
佐藤愛子さんの個性でもあろうし
誰にも真似は出来ない
いろいろな作家さんが
80歳を過ぎたあたりから
終末思想に関しての考えを本にしたり
メディアに話したりしている
97歳まで同居していた義母の姿と重なる部分もあるし
独自のものである
脚本家の橋田寿賀子さんは
この前のテレビで
「死んだら何も残らないんだし・・・・云々」
「最後は水と食料を断つ・・・云々」
90歳から見える世界はどんなものか
一人一人違う・・・
「人事を尽くして天命を待つ」
が私の理想であるが
最後になってジタバタするやも知れぬ
今は高校2年である孫が
小さい頃
我が家にやって来ると
「あそこにおじさんの天使がいる」
とドアのあたりを指すことがあった
天使といえば
かわいらしい女の子を勝手に思っているが
顔はおじさん???
みえない私はきょとんとするばかり
ネットで見ると
けっこうおじさんの天使を見える人がいるようだ
私のオーラの色がピンクと紫と言ったり
その様な時期に
「おばあちゃん(義母の事)が言っているよ
90歳以上まで生きると
あの世での修行がないよ
今はすごく楽しいよ・・・」
2011年3月3日に亡くなった
義母からのメッセージです
今孫は見えなくなっているという
みえないものが見えるということは
ある意味疲れる事である
却って見えなくなって良かった
とは思っている
私の母も見える人だったので
その思いは強い