今から60年以上前の話です
秋祭りの日
山車を引いておむすびをもらって帰ると
父の甘酒が待っている
その甘酒の香りをずーっと探していた
月一ぐらいで甘酒を作っているので
埼玉産の米に始まり
会津産(義父・義母の故郷)の米
ゆめぴりか・・・
と米をいろいろ変えたり
麹もいろいろ試した
今回
幻の米「多古米」を見つけた
ふと思い出した事がある
母がリュウマチとの戦いの中で
息抜きにパチンコに通っていた頃の事です
その母にある男の人が近づいて来て
「今、トランクに米を積んでいるので買ってくれないか?」
といってきたそうです
実家は千葉県との境にある
その男の人は千葉ナンバーの車に乗っていたので
不審に思いながらも買ったそうです
その米は香りがよく美味しかったので
しばらくの間注文して食べていたようです
私はふ~んと聞いていただけで
銘柄までは聞いていなかった
ネットで
千葉 幻の米で検索すると
「多古米」と出てきたので
注文して作ってみた
あの時の香りがよみがえってきました
感動です!!