塩むすびにお金を出して買うなんてー
と思っていました
自販機で初めて水を買って
飲んだ時と同じ感覚です
私の子供時代は
おやつには味噌むすびだったり
梅干しを柔らかい竹皮に包み
赤くする競争をしたり・・・・
そのような時代に育ったので
中に何も入っていないただの塩むすび・・・・
となるのです
ところがである
その塩むすびの美味しさに
目覚めた瞬間があったのです
がんの摘出手術の後は
三か月ごとの検診が5年間ずーっと続き
ある時の大腸がん検診の時
「写っている範囲には、何もあやしいものはないね」
と検査の先生に言われ
ホッとして、多少の飲み物とチーズを食べ
主治医に呼ばれるのを待っていました
診察室へ行くと、主治医から
「盲腸の裏の所が写っていない・・・」
え~そんな事、私に言われても~
「もし、盲腸の裏にがんがあったら困るだろう」
と言われたのです
後からわかりましたが
私の大腸は人よりもだいぶ長いらしいのです
でも・・・・ですよねーー
再度検査となったのです
今度は検査の中でも一番厳しい注腸検査です
肛門からバリウム(造影剤)を入れ
マイクの指示どおりに左右に身体を傾けたり
回転しながらの撮影となります
検査技師の方が、私の検査服を摑み
補助してくれます
毎日この仕事をしている方の手が
心配になりました
皮膚がんになって一人前なんて都市伝説(!?)も
この検査でヘロヘロになってしまい
終わった後で、何も見つからなかった・・・
と聞いた時は
良かった―とは思いましたが
大山鳴動して鼠一匹も出なかった
と自分に言い聞かせていました
そんな時です
帰りの車の中で
夫から手渡されたのがこの塩むすびです
前日から空っぽにしたお腹に関わらず
何の食欲もわかず・・・
「まーいいから、食べてみれば・・・」
一口ほおばった時
美味しい!!うま~い!!!
それ以来
炊き立ての時は
何個か塩むすびを作っています
日本人だね~
ところで
塩むすび塩おにぎりの違いが気になりました
ウィキペディアによると
日本国内でも、地方あるいは家庭によっては「おむすび」(御結び)や「握り飯」などと呼ばれる。単に「むすび」や「握り」などと呼ぶ場合もある。
地域的には西日本は「おにぎり」、東日本は「おむすび」である。東京でも古くは「おむすび」であったが、上方から新しく言葉が広まった。
「握りまま」(青森県)、「おにんこ」(栃木県)、「にんにこ」(和歌山県)といった方言もある。
おむすびというのは元は御所の女房言葉であった。おむすびと言えば三角に握ったものというイメージが強い。「おむすび型」というように三角形をした物のことを指す代名詞として使われる場合がある。
おにぎりやおむすびの語源、両者の違いについては種々の説がある。
追っていくと深い話になりそうです
ちなみに私は関東なのですが
母が関西出身なので
おむすび🍙 おにぎり🍙両方です!!